加工・工具

自分でゴム型作成!  ローコスト編 

ジュエリーを量産する場合、シリコンでゴム型をとります。

専門業者に頼んだ方が綺麗に出来ますが

チャレンジ精神旺盛な方のために、紹介させていただきます。

ホットプレス機など使わずに、ローコストで作るためかなり大雑把です、ご了承くださいね ^_^;

用意するもの

○アルミブロック型  アルミ板2枚

○バイス (しっかりはさめるものなら100均でもOK)

○シリコンゴム 

△ダボ  ワックスが流れ込む湯道になります(カラーボックスについてるダボで代用)

△ベビーパウダー(シリコンがくっつかないように離型材として使用します)

□ハンドプレス機が写真に写ってますが、なくてもOK
飾り職人ヒデの奮闘日記

まず、アルミ板の上に型枠をのせて、2分の1ゴムを敷き詰めます。

そして指輪とワックスが流れ込む部分になるダボ(3mmくらいの丸線ならなんでもOK)をのせます

しっかり指輪とくっつくように置いてね

飾り職人ヒデの奮闘日記

ゴムを出来る限り隙間なく詰め込みます

アルミ板で押さえる前に、板にベビーパウダーを塗っておくとゴムがくっつきにくいです。

飾り職人ヒデの奮闘日記

バイスでしっかり四隅をはさんで、あとは焼くだけ

僕はオーブンで140℃ 30分焼きますが

オーブンがなければ鍋で1時間くらい煮ても固まります。

湯沸しポットでやったこともあるけど、ちゃんと硬化しました。
飾り職人ヒデの奮闘日記

シリコンゴムはいろんな種類があって

2液を混ぜ合わせると硬化する液状の物や、粘土状の混ぜ合わせて使うもまでいろいろあります。

気泡だとか、強度だとか、ワックス注入時の事を考えるとこの加圧タイプが一番良いんじゃないかな。

やってみると意外と簡単にローコストで出来るので、好奇心旺盛な人は挑戦してみてちょ (^_-)

あ・・・ちなみに

この方法だと、ワックスが通る湯口の形状がいい加減なので

作ったゴム型を工場に出してもワックスパターンをとってもらえません。

ワックスポットの射出口が合わないのです ^_^;

自分でワックスパターンも取るしかないんですが

ローコストでワックスパターン作成法はまた後日

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