ほろ酔い日記

鍛造・手造り

今日はCADでも量産できるワックスでもなく

昔ながらの鍛造手作りリング

鍛造のリングは。まずは金の塊を叩いて伸ばして細長い板にします。

なんだか汚いですよね、金には見えない 

18金は75パーセントの純金と銀と銅で出来てます。

ガスバーナーで熱すると、銅が酸化して真っ黒になっちゃう。

これは金属を曲げるためのヤットコ、ペンチとは呼びません矢床です。

やっとこで板をリング状に丸めていきます。

やっとこには様々な形のものがあって

作るジュエリーの大きさや形によって使い分けます。

自分の使いやすいように削ったり曲げたりして

自分だけのやっとこを作ったりもします。

リング状になったら、隙間をガスバーナーで溶接

ジュエリーのつなぎ目を接合する事を、通常はロウ付けと呼びますが

ロウ付けは融点の低い金を隙間に溶かして流し込みます。

溶接は母材と同じ金を溶かし合わせる、とも付けって言います。

下手すると、リング自体が溶けちゃうのでちょっと難しいんですが

溶接することによって、強度も高くつなぎ目のないシームレスなリングになります。

そして、ヤスリで整形

表面は真っ黒ですが、削れば18金本来の輝きが出てきます(^_^)

表面が綺麗に丸くなったら、リングの内側の角を削って装着感の良いリングにします。

昔は少ない金でボリュームを出すために、ほとんど削らなかったんですが

最近は装着感を重視して、この内面の角を大きく落としてます。

こういうところは、価格重視のジュエリーとオーダーメイドの違いでもあるかも。

写真の工具はキサゲって言います。

金属をサクサク削るカンナみたいなも感じかな

金属を刃物で削るのですぐに切れなくなります。

しょっちゅう研ぎなおさなきゃいけません。

だから飾り職人はみんな刃物を研ぐのが上手です

切れなくなった包丁持ってったら、サクサクに切れるように研いでくれるかも?

本日ここまで

昨夜は高校時代の同級生とプチ同窓会

30年の時を一気に巻き戻して青春時代がよみがえる。

楽しい酒でした

若い頃って世の役にはたちません^_^;

包丁一本研げない・・・なんも出来ん、

それでも、恋に胸膨らませ、大きな夢に胸おどらせてた。

高校時代は人生の中でもかなり幸せな時かも?

若いってだけで素晴らしいっす(*^_^*)

高校時代だったかな、テスト週間の時おふくろが言ったのを今でも覚えてます。

テスト、勉強、嫌やな~って思うでしょ?

大人になったら勉強したくても勉強出来ん

勉強したいだけ勉強できるなんて今しかないんだよ

人生の中でも一番幸せな時や! なんでも一生懸命やっときん・・・て

今日会った同級生も、若い頃そんなに勉強してたようには思えんけどwww

30年の時を経て、みんな社会で活躍する素敵なおっさんになってました(^_^)

性格は30年経ってもほとんど変わってないけどね~

ほろ酔いで長々と書きました

学ぶ事に遅すぎたなんてないです

若者に負けんように、今日もおっさんがんばりまっせ~

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