引き目ロウ

先日、南洋真珠のペンダントのオーダー頂きました。

無核の黒蝶真珠を3個使ってデザインはお任せ

CADで繊細に作るか?彫金で作るか?ワックスで作ろうか

真珠からして個性的なジュエリー、これは引き目蝋でいこう!

引き目蝋、ジュエリー業界の方は聞いた事はあると思います。

でも、あんまり見た事はないですよね

ネットで調べても、なかなか情報が出て来ません。

僕も数年ぶり、もしかしたら10年以上前かな^_^;

昔教えていただいた記憶をたどりながら再挑戦

まず、蜜蝋と松脂を混合したワックスを溶かします。

今は混合した引き目用の市販のワックスがあります。

融点は低いのでコーヒーの保温機かホットプレートでOK

僕は年季の入った電気炉の上で。

ゆっくりしっかり溶かします

溶けたら保温機からおろし、表面が固まるくらいまで冷まします。

指先ですくい取って手のひらに何度も塗りつけて

さらに冷ましていきます。

ベタベタのワックスもある程度さめると

手のひらの上で丸められるようになります。

ワックスを細長く伸ばし、2回、3回折りたたみ

さらに伸ばすと、笹の葉のような美しい引き目が出来ます。

作業自体は簡単です(^_^)

ただ・・・これが自分の思うような美しい引き目を作るのは

なかなか難しい(>_<)

太さ、温度、引く力、引くときに指を当てる位置

まったく同じ引き目は出来ない、そこが面白い!!

とりあえずたくさん作ります、30本くらい作ったかな

保管はパスタケースが便利( ̄∀ ̄)

たくさん作っておいて、その中から美しい引き目を選んで

再度、手のひらで温めて柔らかくなったら造形します。

続く・・・