「加工・工具」カテゴリーアーカイブ

接着剤のはずし方 ジュエリー

ほろ酔い日記です(*^_^*)

同業の職人さんからどうしても真珠の接着がはずれないと。

アロンアルファ、UV接着剤、エポキシ接着剤

どんなに強力な接着剤も熱には弱い、100℃の温度には耐えられない。

エメラルドとか、べっ甲、琥珀はきびしいけど

ほとんどの宝石は熱には強いので、一時間くらい煮ればほぼ取れます。

でも、どうしてもはずれない時もある。

 

そこで、ヤットコちんちこちん法

みんなやってると思ったけど、意外と知られてないかも。

まず、ヤットコを赤くなるまでバーナーで熱します。

黄色かオレンジ色になるまで熱しておいて数秒待って冷ましてもOK

アツアツのやっとこではずしたい金属部分をはさみます。

必ず、真珠を手で持ったままヤットコでつかみます。

手で持てないほど熱くなるようならやっとこを離す。

それくらいの温度なら、デリケートな真珠にもダメージ与えません。

真珠が少しでもくるっと動けばOK、必ずはずれます。

長時間お湯で煮るより、100℃超えても数秒

ダメージは少なくはずせるんじゃないかな。

 

 

 

デジタルノギス ピエール

今夜は父の喜寿の祝い、ほろ酔い日記です。

我が家の”よしじい”60の手習いでパソコンを始めて

77歳の現在までブログをほぼ毎日書いてます。

見習わなかん^_^;

元気にいつまでも書き続けて下さいませ。

 

さて、長年使ってたデジタルノギスが壊れまして

本日、新しいノギスがamazonさんから届いた(^_^)

便利な時代ですね~翌日届く、しかも安い!

 

今まで使ってたのは水没させて壊れたので

防水のひと言に惹かれてこれに決めました。

耐久性はわかりませんが、精度もなかなか良いです(^_^)

オートOFF機能はもちろんですが、スイッチ入れようと思ったら

なんと動かすだけで勝手に液晶がONになる!

ノギスはかなり頻繁に使う工具なので

重いのが玉に瑕だけどすごく便利、素晴らしい!

良い時代だね~(*^_^*)

 

壊れてる間、アナログノギスを使ってました。

視力が落ちてきた50歳にはやっぱり見難い(>_<)

ふと・・・ノギスって不思議よね

単に上と下に目盛りが付いてるだけ。

なんでコンマ1mmまで計れるんやろ? 目盛りがぴったり合うんだろ?

調べてみました

下に付いてる補助目盛りの事をバーニア目盛りって言うらしい。

フランスの数学者 Pierre Vernierさんが発明したらしいです。

原理は簡単で、例えば上の目盛り20mmに設定するなら

下のバーニア目盛りは1mm引いた19mmを10等分して線を引くだけ。

1.9mm、3.8mm、5.7mm・・・のところに目盛りが付く。

0.1mm動かせば1のところがちょうど2mmの線に合う

0.2mm動かせば2の目盛りがちょうど4mmの線に合う。

40mmの設定でも同じく、39mmを10等分すれば良い。

40mm設定のノギスの方が見やすいのかも。

いや~、意外と原理は簡単なのね(@_@)

最初に発明したピエールバルニエさんが素晴らしい!

工具名はノギス・・じゃなくて、バルニエで良いくらい。

もう、便利さでアナログには戻れませんが

我が家の新しいデジタルノギスは敬意を表して、ピエールと。

 

 

 

 

レボプラスト 個性的な淡水真珠リング 完成

UVで硬化させた樹脂を

シルバーで鋳造、仕上げて完成

ジュエリーの作り方もいろいろあって

金属を叩いて延ばし削りだして作る鍛造

ロウを削りだして作るワックス鋳造

最近はそのワックスを3Dプリンタで造形する事も。

変わったところでは金属粘土を使って作る粉末冶金

 

それぞれの技法によって、一長一短あります。

この光硬化樹脂は貴金属粘土の制作方法でワックス鋳造

技法的にはちょうど中間って感じでしょうか。

簡単に自由に造形できるところが面白い、楽しい。

短所としてはUVライトが必要、プラチナで直接鋳造が難しい。

でも、近年ではネイル用UVライトも安価に入手出きるし

鋳造技術も進歩してる。

これからの素材だと思うんですけどね~

販売中止はもったいない(>_<)

また、時間が出来たらUV樹脂で挑戦してみたいと思います。

 

 

 

久しぶりのレボプラスト 個性的な淡水真珠リング

面白い大き目のバロック淡水真珠が入ったので

久しぶりにUV樹脂を使って個性的なリング作成

以前にも紹介してますが販売中止になっちゃうらしい(T_T)

レボプラスト

ひも状に伸ばし、巻き付けてリングを作成します。

柔軟性が好き(^_^)

UVボックスに入れて固めます。

紫外線当てればカッチカチ

今夜はここまで、ほろ酔い日記(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し愛して、長~く愛して  ジュエリーウォッチ

めったにない修理ですが、ジュエリーウォッチ

ダイヤが1個取れてる。

○百万もする時計、流石です!

しっかりした爪でダイヤを留めてあります。

でも時計はジュエリーよりも傷つきやすい、衝撃も受けやすい

この世で一番硬いダイヤモンドも、アイスピックで突っつけば

当たる方向によっては簡単に欠けたりします。

ダイヤを留める金やプラチナは鉄やステンレスと比べると

かなり柔らかい金属なのでひっかけたり衝撃を受けると

爪が起きて石がゆるむ事もあります。

確かに安価な物よりも高価な物はしっかり作ってありますが

磨耗もある、絶対壊れないはないです。

ジュエリーは点検、メンテナンスも必要

時計のムーブメントは別にして

ジュエリーのクリーニング点検はどこのお店でもほとんど無料

昔・・少し愛して、長~く愛して、なんてCMがありましたが

ほんの少しのメンテナンスで、お嬢様、お孫さんの代まで

ご愛用頂けるのがジュエリーでもあります。

素敵なジュエリーウォッチ、どうぞ長~く愛して下さいませ(^_^)

シートベルトの穴 助っ人

先日、お客様から救助要請

車のシートベルトが出てる穴にピアスがスポッと落ちたと。

シートの下に抜けて落ちるかと思ってみたら

そこだけはシートとレールを固定するための金属のケースになってるんですね(@_@;)

ペンライトで奥を探してみたらピアスポストの先だけ見えた

ながーいピンセットで救助成功! 良かったです(^_^)

次の日は、おばあちゃまが指輪に接着剤がベタベタについちゃったとお持ちになりました。

よく見ると瞬間接着剤っぽい

指輪の心配していらっしゃいましたが

指輪よりもとりあえず手がご無事で良かったです。

瞬間接着剤は下手するとかなり危険^_^;

ジュエリーの工房には工具だけでなく薬品も揃ってます。

有機溶剤で接着剤を溶かし、磨いて5分で新品同様に。

喜んで頂けて良かった。

 

ジュエリーの工房は、切る、削る、溶かす、溶接する。

いろんな薬品と工具が揃っております。

物によっては時計屋さんやメガネ屋さんで直らない物も

直せる事もあります。

大きい物と男女の仲以外はほとんど直せる・・かな

お困りの時はどんな事でもお気軽にご相談下さいませ(^_-)

 

 

 

 

 

引き目ロウ 失敗談

引き目ロウの続きです

なかなか難しくも楽しい引き目蝋(^_^)

ほろ酔いで失敗談書いておきます。

まず蜜蝋をしっかり溶かします。

微かな記憶を頼りに、この溶けた蝋をすくって手のひらに・・

あづっ!! あぢっ!! (>_<)

美しいジュエリーを作るには、我慢や、根性や!

確か・・・熱かった記憶がある。

記憶が間違ってました

我慢も根性も、そんなプレイもいりませんww

すこし冷めてから掬い取って手のひらでさましましょう(^_^)

 

そして柔らかいうちに伸ばしてたたんでまた伸ばします。

柔らかい方が引きやすいですが

柔らかすぎると引き目もつぶれてはっきりでません。

やってるうちに思い出しました。

一回失敗して、練り直して再度挑戦

かなり冷めたくらいがちょうど良い温度です。

30℃前後位かな~、ちょっと固め位

これがすぐに冷め過ぎちゃうので難しい(>_<)

今思えばこの季節、汗をかきながら外でやれば

ちょうど良い温度でやりやすかったかも。

引き目蝋の極意はこの温度じゃないでしょうか?

最初はなかなか上手く行きませんが

何度も何度もやってるうちに美しい引き目が出来てくる

楽しくなってきます(*^_^*)

今では消えさりつつある技法かもしれませんが

まったく同じ物は作れない世界でただひとつの作品

引き目蝋、楽しいし面白いですよ (^_-)

続く・・・

引き目ロウ

先日、南洋真珠のペンダントのオーダー頂きました。

無核の黒蝶真珠を3個使ってデザインはお任せ

CADで繊細に作るか?彫金で作るか?ワックスで作ろうか

真珠からして個性的なジュエリー、これは引き目蝋でいこう!

引き目蝋、ジュエリー業界の方は聞いた事はあると思います。

でも、あんまり見た事はないですよね

ネットで調べても、なかなか情報が出て来ません。

僕も数年ぶり、もしかしたら10年以上前かな^_^;

昔教えていただいた記憶をたどりながら再挑戦

まず、蜜蝋と松脂を混合したワックスを溶かします。

今は混合した引き目用の市販のワックスがあります。

融点は低いのでコーヒーの保温機かホットプレートでOK

僕は年季の入った電気炉の上で。

ゆっくりしっかり溶かします

溶けたら保温機からおろし、表面が固まるくらいまで冷まします。

指先ですくい取って手のひらに何度も塗りつけて

さらに冷ましていきます。

ベタベタのワックスもある程度さめると

手のひらの上で丸められるようになります。

ワックスを細長く伸ばし、2回、3回折りたたみ

さらに伸ばすと、笹の葉のような美しい引き目が出来ます。

作業自体は簡単です(^_^)

ただ・・・これが自分の思うような美しい引き目を作るのは

なかなか難しい(>_<)

太さ、温度、引く力、引くときに指を当てる位置

まったく同じ引き目は出来ない、そこが面白い!!

とりあえずたくさん作ります、30本くらい作ったかな

保管はパスタケースが便利( ̄∀ ̄)

たくさん作っておいて、その中から美しい引き目を選んで

再度、手のひらで温めて柔らかくなったら造形します。

続く・・・

クイックカットヤスリ

ほろ酔い日記です

先日、彫金工具屋さんおすすめのヤスリを買ってきました。

工具フェチです

新しいもん好き、便利な工具には目が♡

20年前に出会えてたら

どんなに幸せだったろうって工具がたくさんあります。

値段の割りに?って工具もまれにあります^_^;

さてさて・・・・

クイックカットヤスリ

とりあえずサクサク削れます

まぁでも、今は安くても新品のヤスリは切れるからね~

 

 

ヤスリを使わない方にはわからないかもしれませんが

ヤスリの基本はサクサク切れるほど良い!

でも、特に細かいヤスリは少しつぶれたくらいも重宝します。

男女と同じく

長く付き合うほど愛着のわく工具が良い

優れた工具も使う人次第って話もあるけど^_^;

クイックヤスリさん末永くよろしくお願いします!

 

 

 

 

1Tael テール 重量

当店にお持ち頂いた純金インゴット

25年この業界で生きてますが初めて見る

1Taelの刻印 (@_@;)

勉強不足、Taelがなんなのかわからなかった ^_^;

調べてみると中国の重量単位なんですね。

1テールは37.429g

製造元は打刻してありませんが品位は間違いなく純金でした。

 

まだまだ勉強です。